マツダ ファミリアは1963年～2003年の約40年間に渡り、9代目まで続いた車両とされています。

車の買取価格は、車のさまざまな要因によって左右されます。車種ごとのおおよその相場を調べることはできますが、それはあくまでも平均相場であって、実際にはさらに細かい要因によって買取価格が変動することはご存じでしょうか。

提示された買取価格は適正であるのかを判断をし、愛車を納得できる金額で売却するためには、車の買取価格がどのような要因によって決まるのかを知っておくことが大切です。

どのような車が高価買取で取引されているのかを、さまざまの視点で確認してみましょう。

《ここからは4つポイントに絞って解説していきます》

車種
車種によって車の買取価格は大きく変動します。新しい車種や人気がある車種は中古車としても需要があり、高値で買い取ってもらうことができます。

中古車は新車よりもコストが抑えられ、状態が良ければ購入しようとする推移も増加していきます。国内に限らず海外への販路を持つ買取業者であれば、きちんと評価したうえで買取価格を付けてくれます。

グレード
年式が古い車の場合、グレードによる買取価格の差はほとんどありませんが、年式が新しい車の場合、グレードによって価格が大きく変動することがあります。グレードが良いということは、その分走行性能や安全性能が優れているということになります。

また、流通台数に限りがあるような特別仕様車の場合ですと、限定モデルということもあり希少価値を出して、中古車相場でも口頭します。

年式
年式は浅ければ浅い方に越したことはありませんが、今回のようにマツダ ファミリアの場合では、生産終了して20年経つ車の場合でも、状態によっては希少性が上がりプレミアが付くケースもありますので、年式が古いから買取価格が安いとは言い切れないところもあります。

カラー
ボディカラーによっても、買取価格は変動します。黒や白、シルバーなどの定番の人気カラーは需要が高く、中古車として再販売します。反対に、オレンジ系やピンク、パステルカラー系などの珍しい色は人を選ぶため、定番色に比べると価格は低くなってしまう傾向にあります。

《次に、評価買取別で見ていきましょう》

年式
2003年（20年落ち）：0.9万～8.3万円

グレード
インタープレイX：6.0万～16.4万円
スポルト20：0.9万～20.0万円
マツダスピード：0.1万～94.0万円
GS：0.9万～7.3万円
JS：0.5万～2.9万円

走行距離
1万キロ：2.9万～12.0万円
5万キロ：2.3万～11.4万円
10万キロ：1.5万～7.6万円

以上のように、この金額範囲で左右されるのではなく、車の状態によっても増減しますので参考までにしてください。

注意点としては3つあります。
1つ目、「修復歴は申告しなければならない」
例え、修復歴なしと偽って車を売却された際、契約不適合責任が生じます。
修復歴が記載された定期点検整備点検記録簿を渡さないなど、修復歴がバレないようにすることはトラブルの原因になります。

2つ目、取引中に少しでも疑問に思ったことなどがあったら直ぐに質問することです。買取業者は車の専門家です。もし査定額に納得がいかなかったり、説明に不透明さを感じたら質問をなげかけ、解消してから契約することをおすすめします。

もし、質問に対して曖昧な回答だったり、濁すような言い方で回答された場合には、信用できない買取業者かもしれませんので注意が必要です。

3つ目、買い替えの場合、ディーラーでそのまま下取りに出してしまうと損をしてしまいす。また、買取業者へ出される場合でも1店舗ではなく3〜5店舗は査定に出すことをおすすめします。

何店舗も足を運ぶのが大変な方には、一度で複数社に一括査定に出すことできます。
買取業者によっても金額に変動することがありますので、少しでも愛車を買い取ってもらえるところを探すといいでしょう。

《高価買取を狙うコツ5つの紹介》

事前に買取相場を調べておく
タイミングによっては相場と比べて安く買い叩かれる可能性もあるので、事前に確認しておくことが必須です。

売却の時期を見極める
基本的な時期としては、1〜3月、9月とされていますが、車種の需要によって差が出ることがありますので確認することをおすすめします。

パーツは純正オプション品を用意しておく
純製品のオプションがあれば積極的にアピールすることをおすすめします。

メンテナンスノートを用意しておく
お車の状態と、問題なくメンテナンスが行われている証明にもなりますので必要です。

お車の消臭、掃除を済ませておくこと
特に、タバコ臭やペット臭、芳香剤などの臭いは査定額に響くことがありますので細目に掃除や換気などをしておくことをおすすめします。

狙い目なグレードや特徴等をお伝えできればと思います。冒頭にもお伝えしましたが、マツダ ファミリアは、1963年に誕生し、2003年に幕を閉じた車です。

1965年には、クーペが登場し、1977年には2ボックスのハッチバックスタイルへと変更されました。その後1985年では5ドアハッチバック、4ドアセダンに加え、日本初となるフルタイム4WDモデル、ファミリア唯一のオープンカー・カブリオレも誕生し、ユーザーを魅了させました。

2003年で生産終了を迎え、約40年の歴史に幕を閉じたのです。その後は中古車での取引が行われ、代表的な車両で言いますと
ファミリア　GT
ファミリア　スポルト20
ファミリア　マツダスピードファミリア
ファミリア　RS

とされております。どの車両も思想が違うことから、さまざまなユーザーから指示を受けていました。簡単に、タイプ別で見ていきましょう。

《ファミリア　GT》
ファミリアGTは、走行重視に開発された車両になります。エンジンの最高出力135馬力の水冷直列4気筒DOHC16バルブが搭載され、3ドアハッチバックと4ドアハッチバックが》用意されています。

装備面では、パワーウィンドウや集中ドアロックなどを標準装備され、もともと走行重視で開発されたグレードなので、エアコンは装備されていませんでした。

《ファミリア　スポルト20》
こちらの車両は、スポーティー仕様に仕上げられおり、最高出力165馬力の2.0Ｌ水冷直列4気筒DOHC16バルブエンジンを搭載させ、スポーツATやディスチャージヘッドランプ、エアロパーツ、16インチアルミホイールなどの上級装備が採用されています。

装備面では、フルオートエアコンやパワーウィンドウ、本革巻きステアリングなどが標準装備されています。

《ファミリア　マツダスピードファミリア》
2001年にファミリア9代目として登場した特別仕様車の「マツダスピードファミリア」。生産台数は100台と限定して開発され、グレードとしてはファミリアセダンRSをベースに作られたモデルになります。

特別仕様車のため、標準装備も充実しているのが特徴です。フルオートエアコンや本革巻きステアリングはもちろんのこと、UVカットガラス、プライバシーガラスも採用しています。

《ファミリア　RS》
快適装備を充実させた車両になります。
1994年に8代目として登場したグレードになり、エンジンには水冷直列4気筒DOHC16バルブエンジンが搭載され、トランスミッションはロックアップ機能付きの4ATと5MTが用意されました。

装備面では、マニュアルエアコンを装備し、パワーウィンドウや集中ドアロックなどはオプションで装備が可能となります。

《グレード別でどんなカラーが人気なのか見ていきましょう》

《ファミリア　GT》
ブリリアントブラック
クリアホワイト
スティールグレー・マイカ
ブレイズレッド

以上の4色が用意されており、この中でもファミリアイメージカラーとして真っ赤な「ブレイズレッド」が人気を占めています。

《ファミリア　スポルト20》
ピュアホワイト
チタニウムグレーメタリック
サンライトメタリック
パッションレッドマイカ
サプリームブルーマイカ

以上の5色が用意されており、この中でも青色の「サプリームブルーマイカ」がスポーツタイプに似合う人気を占めています。

《ファミリア　マツダスピードファミリア》
スターリーブルーマイカ
以上の1色のみとなります。もともと1色しか設定されていないグレードでもあるので、人気なのは必然的に光沢感のある青色の「スターリーブルーマイカ」になります。

《ファミリア　RS》
ピュアホワイト
チタニウムグレーメタリック
サンライトシルバーメタリック
パッションレッドマイカ
サプリームブルーマイカ

以上の5色が用意されており、この中でも赤色の「パッションレッドマイカ」と青色の「サプリームブルーマイカ」が人気を集めております。